10月15日(金)に発売が開始された「ユニクロアンドホワイトマウンテニアリング」のコラボアイテム。その中でもメインのアウターとして登場したのがハイブリッドダウンオーバーサイズパーカーです。今回はメンズ 「ハイブリッドダウンオーバーサイズパーカー」を実際に購入し、サイズ感や着心地などを徹底レビューします。

ハイブリッドダウンオーバーサイズパーカーの機能性
ダウンと機能性中綿のハイブリッド
保温性が必要な箇所にはダウンを、それ以外の箇所には蒸れを防ぐことや、動きやすさを保つために、保温性と通気性を兼ね備えた機能性中綿を使い分けた機能性アウターです。
都市部の冬で全体にダウンを使用したヘビーアウターは、電車に乗ったり商業施設に入ったりするたびに暑すぎて脱いだり着たりを繰り返さないといけませんが、このアウターであれば着脱することなく過ごすことができます。この構造はアウトドアブランドやスポーツウェアブランドでよくみられる構造で、体温が高くなるアクティブに動くシーンで重宝される機能です。この機能性はタウンユースの冬アウターに非常に親和性高く、ユニクロはホワイトマウンテニアリングというブランドとコラボしデザイン性も高いレベルで両立させています。
前面に6つの機能性ポケット
さらに今回のUNIQLO×White Mountaineeringコラボバージョンではジップが高級アウターや本格的なアウトドア製品に使用される止水ジップが使用されています。

このジップは水の侵入を防いでくれるという機能だけでなく、デザイン面でもクリーンな印象を与え、高級感がプラスされます。

止水ジップ付のポケットのほかに全面に4つのプラップ付ポケットがあり、高い収納性を持っています。
さらに腰もとにハンドウォーマー付きのポケットがついており、寒い時にすぐに手をいれて暖めることができます。
着心地
ホワイトマウンテニアリングのコンセプトは〝服を着るフィールドは全てアウトドア〟。街中に求められるデザイン性の高さと、アウトドアに求められる機能性のどちらも妥協しないというのがこのブランドの特徴です。今回のコラボでもその要素が存分に感じられ、特に立体裁断で作られた腕回りの構造は圧巻。これが税込み¥12,900というから驚きです。

このようにハンガーにつるすだけで、肩から手首にかけて前に向いて縫われている構造でデザインされており、人間が自然な体制で立ったときになじむ形状になっています。

実際に着用してみるとひじのあたりから自然に前に向いており、腕を動かす際にひっかかりや突っ張りなく、自由に動かすことができます。この立体裁断の構造はデザイナーズブランドやハイブランドでよくみられる手の凝った構造ですが、ユニクロホワイトマウンテニアリングコラボでも適用されているのは非常にうれしいポイント。ブランドコンセプトのデザインと機能性に妥協しない姿勢がしっかりと表れています。
デザイン
サイズ感
筆者は身長176cm、体重63kgでMサイズを着用しています。このサイズで着用するとUNIQLO and White Mountaineeringのルックにあるイメージのサイズ感に近くなります。
ユニクロ公式サイトの着用モデルは身長182cmでLサイズを着用しているので、同じイメージで着用したい方はジャストサイズを選ぶのが良いです。

実際に着用してみるとオーバーサイズと商品名に記載のある通りジャストサイズで着用してもトレンドのオーバーサイズとなっています。

フードの立ち上がりが非常によく、ジップを閉めて着用した際には顎回りをすっぽりかくしてくれるデザインとなっています。ただ、フードの立ち上がりの良さと引き換えにフード自体のサイズは小さめになっており、着脱の際に苦労するかもしれません。これは実際のアウトドアウェアではフードは小さくぴったり着用できるように作られているものを模倣したもので、本格的なアウトドアウェアを意識したデザインです。ただタウンユースでフードを着用する機会はほとんどないので、それほど気にしなくても良い点です。
YouTubeにはオーバーサイズ目に着用されている方のレビュー動画があがっているので、もっとオーバーサイズに着たいという方には下記の動画が参考になります。
少しダボっと着用するイメージがわくのではないでしょうか?
着こなし
アウターがアウトドアライクなアイテムなので、その他のアイテムはできる限りキレイ目でまとめて着用するのがおすすめです。流行りだからといって、上下ともにオーバーサイズで着用してしまうとカジュアル感が強くなりすぎるため、細身のスラックスなどと合わせるのが良いと思います。

ジップはダブルジップを採用し、暑い時や、バイクや車の運転で腰回りにもたつきを持たせたくないときには、さっと下のジップをあけることができるのもうれしいポイント。
また、下記のYouTubeではモードからアウトドアまで、幅広い様々な着こなしが紹介されているため、コーディネートの参考にするのにおすすめです。筆者と同じ身長176cmでXLを着用されている動画なので、オーバーサイズで着用した際のイメージの参考にもなると思います。
是非チェックしてみてください。
このレビューが参考になれば幸いです!